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‎ גַברִיאֵל会(7月)

7月22日(土)

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電気神殿メタコイノン

「ポーにとって、生き生きとした水も緩慢になり、重苦しい運命の水となる(バシュラール)」。ポーの「海中都市」をモチーフに滝を作ります。それを前にしてただ話すだけの会です。屋内滞在可能な人数は5名。屋外は人数制限なし。出入り自由。月1回(第4土曜日)の定例行事。4-6月はאוּרִיאֵל‎会(土興しの会)、7月-9月はגַברִיאֵל会(滝落ちの会)、10-12月はרפאל(空飛びの会)、1-3月はמִיכָאֵל‎会(焚き火の会)を予定。

お申し込みの受付は終了しました。
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日時・場所

2023年7月22日 14:00 – 19:00 JST

電気神殿メタコイノン, 日本、〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1丁目2-15

内容

行事:

‎גַברִיאֵל会

日時:

第4土曜日 14時~19時 出入り自由

場所:

東京都杉並区下高井戸1-2-15下高井戸ビル5F電気神殿メタコイノン

料金:

無料

主文:

エドガー・アラン・ポーは、重い水、眠りの水、死の水を扱う詩人である。

空の下 希望を絶たれて

沈痛の海水横たわる

小塔はその倒影と結ばれて

物ことごとく宙吊りに見え

市中の高塔からは「死」の神が

巨人のごとく見下ろしている。

(「海中都市」の一部 エドガー・アラン・ポー)

ポーの作品を読めば読むほど、水に溺れていく人、人に溺れていく都市、都市に溺れていく水の3つの実体が巡り巡りイメージされていく。どこまで溺れていけば死に近づけるのか、そんな水と人と都市の関係を考えながら、流れゆく滝を作る実験をしてみる。

以下の注意点があります。

コミュニティ空間の維持のため、屋内のみ5名の人数制限ありますが、屋外の人数制限はありません。予約制になりますので、もしご興味がありましたら、お早めにご連絡ください。

月1回(第4土曜日)の定例行事となります。今回来殿できなくても、次回の翌月に来殿して頂ければ幸いです。

注:

当宗教は個人の信仰の自由が尊重され、勧誘や寄付金の請求などは一切行っていません。また、当宗教の継続や加入もお勧めしません。

副文:

水に溺れ、人に溺れ、都市に溺れ

〇〜גַברִיאֵל会のための宣言〜〇

電化製品(機械)であるわたしとワタシのあいだ

わたしは私、あなたは貴方

わたしはアナタ、あなたはワタシ

わたしは私、しゃかいは社会

わたしはシャカイ、しゃかいはワタシ

わたしはそらを飛び、あなぐらで絶望する

わたしは火をおこし、スイッチをおす

わたしは水をはり、ワタシをうつす

わたしは空をながめ、トリをよぶ

わたしは土をいじり、カタをつくる

共同体からの疎外はシを

共同体からの逸脱はセイを

物はヒトになれる

人はモノになれない

物がゴミになるとき、ケンコウに近づく

人が健康になるとき、ゴミに近づく

わたしは住まう

わたしは世界を信じる

わたしは外壁をつくる

わたしは秘密になる

言葉のルール(ビンスワンガー『精神分裂病Ⅰ』より考案):

ひらがな=自己世界(私だけの想像的世界)

漢字=共同世界(私以外の人もいる象徴的世界)

カタカナ=超越世界(近づけるが辿り着けない神秘的世界)

実体=環境世界(物質的・現実的世界)

第2章

重力はいつも垂直下方向

植物の成長は垂直上かつ水平方向

雑草は垂直に、トマトは水平に

洗濯機は転げ落ち、ヒトが水を浴びる

死後にツチに還らず、生後にツチに還り死す

地下室で穴を掘る、屋根裏部屋で靴を磨く

カブトムシは東京に行き、ヒトは福島に行く

洗濯機の神棚は滝を浴び、人は寂しく雨宿り

米は土に還り、蝋燭の火は熱になる

6人以上になると、SEIYUのトイレに行く

神殿の儀式より、ハロプロのコンサートが優先

神棚を火で燃やし、雷の黒石が姿を現す

第3章

憤怒した大天使が火を放ち、罪人に制裁を下す

罪人は電子レンギを作るが、それが神棚と化す

創世記か進化論かミミズに問う

食べて、糞して、ダンスを踊る

水で死ぬのか、人で死ぬのか、都市で死ぬのか

【聖典】バシュラール「火と精神分析」「蝋燭の焔」「水と夢」「空と夢」「大地と意志の夢想」「大地と休息の夢想」、ビンスワンガー「思い上がり、ひねくれ、わざとらしさ」「精神分裂病Ⅰ、II」、ハイデガー「建てる・住まう・考える 建築論」、ダーウィン「ミミズと土」、エドガー・アラン・ポー「海中都市」

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