top of page
3FCB0DF9-C350-43A0-9FE4-9ED02CF8B71A.jpe

 2020年に東京の下高井戸に設立された電気神殿メタコイノンは、精神と建築と宗教の3つのテーマが混在する空間で、機械人間(社会の道具的存在)が人間(自己の現存在)または何か(例:弱電魚)になってみる場所です。地水火風の物質的想像力を駆使し、自己と他者、自己と社会、自己と世界のあいだを体験・観察・記述していきます。世界の中で自己を見い出す方法は沢山ありますが、最近は電気や電波を用いた方法が一般的になりつつあります。それはスマートフォンで他者とコミュニケーションをとり、インターネットで社会的な情報を得ていることからもわかるでしょう。ここで「自己が死へ向かう存在」を考えてみたとき、機械人間である私たちはどのような存在として、死へ向かって生きていくのでしょうか。「建てる・住まう・考える」(ハイデガー)を手掛かりに、​​神殿と呼ぶ空間を、モノというよりコトを素材として、身体を動かしながら、創造していく実験です。

「メタコイノンとは、自己と他者、主観と客観の両方が分かれる以前の場所」(クローンフェルト)のことです。

​              

            電気神殿メタコイノン 管理人

精神を発酵もしくは溶解するための実験

説明: 詳細
bottom of page